牧場はみどり

例年ならまだ雪も残っている4月末。

今年はもう青々として、一面の緑が広がっています。

咲き競う黄や白の水仙の中で、薄紫のシラネアオイ、赤いツバキの花も咲き始めました。

シャクヤクの赤い芽も日ごとにのびてきました。

雪解けとともに競うように咲く花々ですが、雪が少ない今年は気温差に合わせてひらいてくるので、どうしても違和感がでてしまいます。

 

ミズが芽吹く前の群落の中に猛毒のフクジュソウをみつけ、これはいけないと引き抜きました。

でもとなりに生えているスミレはどうする?

スミレって毒じゃないはずだから、いいことにしようかな。

ギョウジャニンニクはもう少しで花が咲きそうになっています。

 

コゴミやその他の山菜もまだ枯草の山に埋もれているだけ。

いっせいに芽吹くのがふつうだと思っていた山菜にも、生育適温があったんだとはじめて気がつきました。

4月中旬に行った青森市ではもう桜のつぼみがふくらんでいましたが、六ヶ所村の桜はまだ堅いつぼみ。

とはいうもののチューリップのつぼみも少しふくらんできました。

春爛漫の日も間近。

 

のどかな春の毎日なのですが、しかし!

毎月届くDAYS JAPAN、毎週届く週刊金曜日、毎日届くデーリー東北。

少し斜め読みもしてみるのですが、なんだか世界全体が右傾化しているような……。

まさかねー。

 

機会があるときは若者たちにも確かめてみるのですが、若い人ほど知りたくない、関係ないという態度をとっている人が多いような気がする。

関わらなければいつの間にか問題はすぎてしまうと思っている?

第二次大戦、いや、第一次大戦かもしれない。

どこまでさかのぼればいいのかわからないけど、あの戦争を起こした大人たちがこの社会を築き上げた。

わたしもだけど。

 

連綿と続く人間の生活は途切れてはいけないのだけど、戦争を推し進めながらその責任を自覚しなかった人たちが、高度経済成長を荷い、この豊かな社会ができたのです。

飢える者がいない豊かなこの日本。

空は青く、牧場はみどりで、花咲き乱れる春。

 

ここは六ヶ所村・原子力半島。

六ヶ所村ではなく50キロや100キロ離れていても救いがあるわけではないのですが、世界のどこかではいまも戦争で殺される人たちがいて、日本(の一部の人)は嬉々として武器弾薬を生産している。

世界中で保有される核兵器の10分の1が地上で炸裂したら、地球は消滅するというのに。

 

もう新聞は読みたくない。

雑誌も読みたくない。

何も知りたくない。

切実にそう思うのですが活字を読む以外に楽しみ方を知らないので、つい手元に届くものは読んでしまうのです。

体には悪いよなーと思いながら。

 

そうだ、種まきをしよう。

そろそろインゲンをまく時期。カモミールも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 09:26 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

雨が降ったらお休みで、風が吹いたら・・・

ハウスの屋根をかけて一週間あまり。

閉じたままにしておくとたちまち30℃ぐらいに上がるので片側は少し開けっ放し。

ハウスの中で発芽さぜる各種野菜もほぼ種まきが終わりました。

一晩中強い雨が降ったりもするのですが、露地の畑は強い霜がおりているので、種まきはまだ早いだろうな。

 

イギリスの青年はチェーン・ソーも斧もはじめてでしたが、もうすっかり慣れたようで、まき割りも快調にこなしています。

けれどやはり腕や首筋なども痛むのか、疲れてくると無口になる。

ゆっくりやってねとお願いしているのですが、ひたすらせっせと動いて早く片付けようとしています。

 

無表情になったらその日の仕事は終わりにするなど気を使い、そのほかに雨や雪で仕事ができないときもあります。

昨日は暴風で半日お休みにしました。

雨が降ったらお休みで、風がふいたら遅刻して、とカメハメハ大王のようですが、なにしろ最大瞬間風速24メートルなどという、六ヶ所村でもあまりない大暴風雨。

畑で作業の説明をしていたわたしは、風に吹かれて倒れそうになりました。

 

でも翌朝、疲れていない時の彼の笑顔はとてもいいのです。

冬になってこの薪を焚くときにはきっとこの笑顔を思い出しそう。

 

タイの女性は温泉が初めてで、熱い浴槽に「オオッ」と驚いて、そのあとは冷水浴の湯船にずっと入っていました。

寒くないのかなー。

夜の湯たんぽも「グッド!」と気に入った様子。

常夏のタイから青森へ。

気温差を考えるだけでも疲れてしまうのですが、言葉もわからない若者がきて、気持ちの交流ができるというのは楽しい。

 

 

早咲きの水仙やクロッカス、フクジュソウは咲いているけれど、満開の春にはまだ時間がかかりそう。

雪解けとともに花が満開になるいつもの春とはやはり違うのです。

24時間の間にも最低気温と最高気温の差が大きすぎる。

桜もまだ蕾が固く閉じたまま。

 

まあ、100万年前は地球の北極と南極が入れ替わっていたともいうし、人類が誕生したのだってたかが1万年前。

恐竜だって滅びたんだし。

などとぼんやり考えていると何もかもどうでもいい気がしてくる。

 

ウーファーさん二人、山本さん。来訪者。

そしてチューリップが咲く時期になると決まって訪れる来訪者。

疲れてくると生来の交際嫌いと厭世気分が復活するようです。

でもこどもの世代にはどうでもいいことなんかではないのです。

責任ははわたしたちにあるのだから。 

 

ヨシオは食欲が復活したようで、大きな缶詰を毎日1個に、ドライフードも食べるようになりました。

しかもお皿はなめたようにきれいになり、エサを催促するのも日に4〜5回。

食べ過ぎじゃないの。

食べさせていいのか考えてしまうほどですが、食べたいという意志は固いようで、絶対あきらめないのです。

 

見た目が悪く、ドジで、意志は固い。

これってわたしそっくりと苦笑してしまうのです。

デブ猫にならなければいいけれど。

 

寒かった昨日と違い、今日は穏やかな日差しで、気温もぐんぐん上がっています。

お茶の時間はそとで楽しむことにしよう。

 

 

 

| - | 08:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

フクジュソウが咲きました

早朝は閉じたままなので気づかなかったのですが、きのう、咲き誇る群落をあちこちでみつけました。

金色の大きな花束と紫のクロッカス、イヌフグリの空色の花も。

雪はまだ多くて畑への道もとおれないほど。

朝も真っ白に霜が降りているけど、うーん、春がきたんだなーとうれしくなります。

 

ひとまわり小さくなったヨシオは、このごろようやく缶詰を食べるようになりました。

大きな缶詰の5分の1ぐらいをお皿にいれて見守ること数日。

「ちゃんと食べるのよ。まだこんなに残っているじゃない」と何度もお説教しているうちに、お皿にいれたものは残さず食べるようになりました。

生存本能は健在だったんだとホッとしています。

 

ウーファーさんが撫でてあげたのも良かったのかも。

このごろはにゃとかみゃとか声を出して、エサの催促や外に出たいという要求もするようになりました。

長いお付き合いになりそう。

野良猫が入ってこないのも助かります。

 

昨日は屋根部分をのぞいてハウスを半分、完成させました。

じゃがいもの植え付けも完了(わたしが植えたのは3分の1だけ)。

お昼をつくっていると「ハウスの屋根がはいっています」と農協からの電話がはいりました。

午後は出たかけたくないと反射的に思ってしまうのですが、我慢してとりにいきました。

 

よし、今日は風のない好天。

屋根をかけられる。

ベジタリアンのウーファーさんは、フキノトウもアサツキも喜んで食べています。

明日から数日わたしは留守にするので、ごはんの炊き方や薪ストーブのたきつけ方というサバイバル指導もはじめました。

 

それにしてもお互いのことばがわからない二人が感情を(あるていどですが)共有できるのは楽しいことです。

ウーファーさん「日本の中でどこが好き?」うーんと迷っていると、にっこりして「ここ?」

そう、ここが好きなのです。

 

春うらら。

再処理工場や高レベル廃棄物はあるけれど。

 

| - | 07:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

再処理工場を本当に動かすの?

3月25日の朝刊一面に「再処理工場 合格へ 規制委審査 MOX工場も 重大事故対策了承」と大見出しが並んでいて、ぎょっとしました。

日本がいま持っているプルトニウム48トンはどうするんだ!

もんじゅは廃炉にするし、プルサーマルだって実現していないのに。

何より事故が起きたフクシマだって、原因不明、対策不明のままなのに!

 

そしていまも放射能汚染地帯に住み続けている人たちがいるのに!

やり場のない怒りがこみ上げて!をいくつ並べても、ますます熱くなるばかり。

消化不良になりそうなので、怒りを発散させようとまき割りをはじめました。

が、発散できるほど体力は続かず、怒りはうちにこもったまま。

 

まわりに八つ当たりしてもしょうがないしなー。

第一、まわりにいる人と言えば言葉が通じないイギリス青年だけなのです。

 

イギリス青年がいるうちに英語を勉強しようという殊勝な心がけはいまだに手つかず。

スマホや身振り手振りでなんとか意思の疎通をはかってくれる青年の好意に甘えて、簡単な英語の単語さえ思い出せずに日々が過ぎていきます。

立木を伐採してもらおうと山に行くとあちこちにウサギの糞が落ちています。

「アーッ、なんとかなんとか」指さして話すので「ええ、ウサギの糞、ウサギ、ウサギって英語で何ていうんだっけ?」

あせるとますます思い出せない。

 

そんな毎日ですが、なんと長期間滞在してくださることになりました。

はじめてのチェーン・ソーや薪割りにも慣れてくれたので、冬の薪づくりは着々と進んでいます。

今日はナタの使い方を教えなくては。 

このあとのウーファーさんたちが来る頃には通訳さえできるのではないかと思うほど、彼は日本語の上達が早のです。

 

それにしてもスマホの普及で、お互いの話す言葉がわからなくても意志が通じるのはありがたいことです。

そのスマホの使い方もわたしにはわからないのですが。

 

雪解けのあとにフクジユソウのつぼみが大きくなってきました。

水仙の芽も数センチ伸びて、緑が濃くなっています。

アサツキだってあと数日で食べられるほど伸びてきそう。

フキノトウって彼は食べられるかなあ。

 

ヨシオはドライフードも缶詰もたべず、ひとまわり小さくなってしまいました。

獣医さんに……、行く体力はないしなー。

飼い主と猫の体力はほぼ同程度。

どちらをとるかといったら、それはもう決まっている。

ごめんね。

 

永田文夫さんのメールより転送

汚染物焼却問題に取り組んでおられる宮古市の岩見億丈(医学博士)さんから

2つの資料提供がありましたので、お知らせします。

 1)昨年12月11日に仙台弁護士会館で行った講演会資料

「焼却炉をくぐり抜ける放射能」講演会資料のうち“低線量被曝による健康被害”に関する

 箇所を抜粋した報告書を頂きHPにアップしました。下記の大切な提言があります。  

  http://sanriku.my.coocan.jp/170111LOWDOSE.pdf

 2)宮城県議会(環境生活農林水産委員会)参考人意見聴取原稿 岩見億丈医学博士 2017.2.5

 「放射性物質汚染廃棄物の焼却に伴うバグフィルターによる放射性セシウム除去の評価について」

  http://sanriku.my.coocan.jp/170205miyagigiken.pdf

  内容

   ・科学は誤る

    <意図的、能力的、時代の限界、人類全体の知覚や思考能力等による誤り>

   ・放射性セシウムは焼却炉から3割り前後漏出し環境汚染が生じている

    <バグフィルターの問題、排ガス中放射性セシウム測定法の問題、凝集性粒子の問題、その他>

   ・放射線の健康被害に関して

    <BEIR7と日本産業衛生学会のリスク値から>

   ・放射性核種地表濃度から空間線量率への変換

   ・「・・大気、水、食品から体内に入る放射性物質を可及的に少なくする努力を怠らないことが、

     原発を稼働させ事故を防げなかった大人の、子どもたちに対する責任であると考える。」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 08:30 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

雪の中に閉じ込められていましたが

台所の窓からみているといつまでも変わらない雪の原、温かくなってきているのに雪が解けない白い世界。

でも家から出て野辺地へ行く途中から雪解けが始まり、地肌がみえて、どんどん春らしくなってきます。

陽気に誘われて、春の花をさがしてしまうほど。

雪に埋もれていた里にも若いイギリスの青年が来て、春の仕事が始まりました。

 

まずは車検間近の軽トラックを道路に出すことが急務。

納屋から一輪車をひっぱり出して北側に積もっていた雪をどかそうとしていたのですが、数回運んだだけでへとへとになり、手をつけかねていました。

昨日の午後その続きをお願いしたら、パワフルに雪切りが進んで、すぐに先が見えてきました。

 

今日の午前中には車検に出せる。すぐ修理工場にお願いしよう。

若い力に感動しています。

つい敬遠してしまうパソコンの世界にも詳しそう。

学習しなければと思うものの、本音はできるだけパソコンから離れていたいし、この冬読んだ本はまた別の世界なのです。

 

「ルポ 思想としての朝鮮籍 中村一成」「日本型ヘイトスピーチとは何か 社会を破壊するレイシズムの登場 梁英聖」「原発に抗らう プロメテウスの罠で問うたこと 本田雅和」「テレビと原発報道の60年 七沢潔」「東海村臨界事故への道 七沢潔」「見捨てられた初期被ばく」。

あまりにも深刻になって読み進められない時は軽いミステリなども合間に挟むのですが、考え、知っておくべきことが多すぎて、お手上げ寸前。

 

放射能汚染とこの先の未来なんて、この頭脳じゃ無理だよなあ。

そう思いながら、いやいや努力は続けなければと自分に言い聞かせているところです。

ハウスのビニールかけ、種まきの段取りなどは楽しい労働の部類。

すぐに飽きてしまうのが難点ではあるけれど。

 

ヨシオは何度かお客様に甘えようとして叱られ、この頃はひかえめになりました。

誘われても横目で眺めながら動かない。

昨日は内側のガラス戸が閉まったままなのに、出窓に飛び乗ろうと体当たりしてひっくり返っていました。

ガス台で調理していたわたしはその音に驚いて振り返り、ガラス戸をあけましたが、あとのまつり。

イギリス青年に笑われ、プライドが傷ついたヨシオはむっつりと引きこもってしまいました。

 

次の冬に使う薪作りも始めなくては。

パソコンに詳しい青年はチェーン・ソーも使えるだろうか。

そうだ、英語も待ったなしで覚えなくては。

イギリスのベジタリアンって、何をどう料理して食べるのだろう。

気忙しい毎日がまたはじまりました。

 

と言いながらも、「午後3時から翌日の午前5時までは休みます」としっかり自分の時間を確保しています。

 

 

 

 

| - | 03:28 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

新潟は寒かった……

ご無沙汰して申し訳ありません。

3月8日に新潟市三条へ行ってきました。

真宗大谷派坊守会で六ヶ所村の現状を報告するため。

 

3月5日に「3.11青森集会」があることをうっかり見落としていて、数日前に中道さんからの電話でわかりました。

新潟の資料作りの最中にパソコンがダウンし、青森市のケーズデンキに行きましたが、新しいパソコンがすぐ使えるはずもなく、青森市の集会には開会直前の滑り込み。

翌日、ありあわせの新聞切り抜きやら使えそうな資料を集め、心細い思いをしながら家を出たのでした。

 

いつも泊まる松戸の息子宅についたのは6日の夕方。

5日が誕生日なので帰宅した息子に、おめでとう、30才になったんだっけと話しかけると「33才だよ」。

うっ。もうそんなになったのか。

じゃあ、長男は○○才、長女は○○才になるのかな。

まさか自分の年は忘れていないよね。自信がなくなって確認してしまいました。

 

上越新幹線に乗るのははじめてで、ワクワクどきどき。

が、この列車に乗っていて目的地に着くのかなという不安も少し。

新潟は青森より南だから暖かいはずと思い込んでいたので、車窓から雪をみてぎょっとしました。

あとで伺うと3月7日から寒さが厳しくなったそうで、みぞれ交じりの吹雪になっていました。

 

久しぶりに小木曽茂子さんともお会いできたし、ふだんは寝ている時間帯の夜も、皆さんと楽しく話しながら、フルコースのイタリアンを頂くことができました。夕方から寝しまう毎日なので、お料理が多すぎて半分も食べられず、申し訳なかったのですが。

翌朝、大宮駅で東北新幹線に乗り換えようと歩いていると名前を呼ばれました。きょとんとしてあたりを見回すと昨日お世話をしてくださった女性が見えました。

こんどはどんなミスをしてきたのだろう。じっと見つめていると「今日は東京にきたんですけど時間がまだあるから、ここでお会いできるかと思って」。ああよかった、ミスじゃなかった。

誘われるままお茶を飲み、おしゃべりを楽しんだ思いがけないぜいたくなひとときでした。

 

帰ってきた六ヶ所村はやはり暖かい冬。

1人で三日間過ごしたヨシオは心細かったようで、数時間まとわりついていました。

そんなことだってたまにはある。覚悟しておくんだぞ。

 

 

ご覧になったかもしれませが、青柳行信さんの通信から。3月9日 (木)

涙を浮かべ「米兵たちに突き動かされた…」 小泉純一郎独占インタビュー(前編)

AbemaTIMES 3/8(水) 23:10配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00010019-abema-pol

「郵政民営化よりも原発ゼロの方が簡単だよ」 進次郎氏への思いも…小泉純一郎独占インタビュー(後編)

AbemaTIMES 3/8(水) 23:10配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00010018-abema-pol

 

| - | 10:00 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

ヨシオは強い猫でした。

冬になってから来なかった野良猫がひさしぶりに登場。

ナーオ、ナーオと名乗りをあげながら入ってきてわが家の猫たちをけちらし、コモモが死んだ噛み傷をつけたギャング猫です。

ヨシオはその猫が来たとき玄関先に出ていたので、あわてて「入りなさい」と呼びかけたのですが、ふりむきもせず、野良猫が入っていった縁の下に入っていきます。

 

すぐ喧嘩がはじまるぞ。

ハラハラしながら耳を澄ましていたのにいつまでたっても静かなまま。

1時間後に悠然とヨシオが帰ってきました。

そんなに大柄でもないしまだ1歳にもなっていないのに、どうして?

 

あの野良猫は45才の壮年期のはず。

人相か、気迫か。

優美さには欠けるけど、ヨシオは自分の縄張りを守る、野良猫よりずっと強い猫なのでした。

そんなある晴れた日に出かけて、もうすぐ我が家の車庫に着く直前、日陰のアイスバーンにギャング猫がうずくまっていて、あわてて急ブレーキを踏んでしまいました。

 

もう、危ないじゃない。

車庫に近づくと4〜5匹の猫がいっせいに逃げていくのが見えました。

こんなに野良猫がいたのか。

でも家には一匹も入ってきていない。

 

『強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない』。

といったのはチャンドラーだったか。

片目の見えないヨシオが優しいかどうかはわからないけど、強いのはたしかです。

 

白鳥の北帰行がはじまりました。

例年、そのころは堅雪になって、白い雪原をどこまでも歩いて行けるのですが、今年はいつまでもずぼっと踏み抜けてしまう柔らかい雪ばかり。

凍っていた排水管も解けて、水が流れるようになりました。

春はもうすぐ。

 

玄海原発の説明会が進行中(あと3回=27日・佐賀市、28日・伊万里市、33日・鳥栖市)。

参加・賛同のお願いが流れていました。

お近くの方はぜひ!

 

「同意権すら放棄したのは無責任!再稼働反対」

知事要請行動& 玄海町長に対して再稼働に同意しないように求める要請行動 

賛同団体受付は26日20時を締切としますので、賛同いただける団体は団体と県名を永野までご連絡ください。
nagano0904@ybb.ne.jp

よろしくお願いいたします。 

 

※昨日の玄海町議会傍聴記は下記にアップしました。
https://saga-genkai.jimdo.com/2017/02/24/a/

 

| - | 09:06 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

雪解けを思わせるような暖かさですが・・・

もう春が来たかと思えるような暖かい毎日がつづいています。

が、週末からまた寒波襲来の予報。

大寒波がきた1月のはじめ、冬の間あるく踏み分け道を西風のあたらない家の東側につくりました。

オレンジ色の風呂敷をさいて玄関の傍においてあったポール5本にしばりつけ雪の中にたてて、目印に。

 

早朝にくる新聞屋さんにわかるかなと心配だったのですが、ちゃんと歩いたあとがあって一安心。

通常の道は1メートル以上ものふきだまりになっていたので歩けなかったので、選択の余地はなかったのですが。

その道の下、50cmぐらいにはジュリア、オレガノ、ウルイ、コゴミなどあるので、傷めつけてはいけないと雪が少なくなってからいつもの道を歩くよう、踏み分け道を付け直しました。

 

昨日から踏み分け道をシャベルでもう少し広く、より地面に近く掘って安定して歩けるように改良。

1日1時間ぐらい楽しみながらの筋トレという感じで終わりました。

こんなに楽な冬ははじめてです。

大雪がふったという北陸が同じ日本であるとは信じられないほど。

 

信じられないといえば、文部科学省の改定案もそうです。

 竹島、尖閣諸島、北方領土を「固有の領土」とする。

 「鎖国」を「長崎などで貿易」、「聖徳太子」を「厩戸の王」に変更。

 幼稚園でも国歌や評価。

 

国歌って、君が代のこと?

君が代が、いつ正式に国歌と認められたのだろう。

天皇制を賛美するとしか思えないあの歌詞が、わたしの国歌ではないのはたしか。

いま子育てをしている若い世代は、黙って受け入れてしまうのだろうか。

 

再処理工場正門の向かい側に「県量子科学センター」が建設されています。

大学や原子力関連企業、研究機関が県の委託事業や独自の研究を行う。

高レベル放射性廃棄物の減容化にむけた分離技術や放射性同位元素の医療応用、原子力関連産業の新ビジネス創出などが活動目標。

総事業費約58億円。4月完成予定。

 

ウラン濃縮建屋で複数の穴がみつかったと日本原燃が発表。

腐食が原因。

10日に社員がダクトを点検中に発見し、同日中にアルミテープでふさぐ応急処置をほどこした。

アルミテープで補修って、うちのエントツと同じだ。

 

うちのエントツから出るのは薪ストーブの煙だけど、ウラン濃縮工場ではもちろんもっと危険なものなのでしょう。

本格的な修理はするのだろうか。

東海村の事故を思い出しました。

あのときはガムテープだったけど。

 

目的はお金ただひとつの大企業が、戦争にむけて進む足音が高くなってきました。

対抗する市民グループの考えはひとり一人が多種多様。

いま、できることは?

できることはなんだろう。

 

ヨシオは一時期より体が小さくなってしまいました。

缶詰も食べないし牛乳も飲まないのに、ドライフードを食べる量はごくわずか。

買ってきたアジのフライをちぎってあげても食べない。

ネズミをとっている様子もないし。

 

絵本の『だいちゃんのちびねこ』を思い出してしまいました。

魚が放射能で汚染されているのかな。

こんど町へ行ったらお肉を買ってあげようと決めました。

体は小さくなったけど動きはすばやいので大きな病気ではなさそうです。

 

今日は手紙を1通だす予定。

3キロ先のポストまではどうしても行かなければ。

曇り空の予報なのに雪が降っている外をみながら、車を出すタイミングを見計らっています。

 

 

 

| - | 09:44 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

大寒の季節に雨

暴風と雷、猛吹雪が数日おきにくりかえされています。

それでもまだ日中の気温は高く0℃前後。

暴風で2階の寝室が揺れることも。

揺れているけどこれは風のせいで、地震ではないぞと確認することもありました。

屋根に雪がかぶっていて重いはずなのにこれほど揺れるのははじめて。

 

マグカップに入れておいた水も凍っていて飲めなかったのに、昨日からとけて飲めるようになりました。

排水も流れる。

水が流れるというそのことがこれほどうれしいとは思ってもみませんでした。

牛小舎の一階の窓は屋根から落ちる雪で覆われて、うす暗くなってしまいました。

畑に設置していたコンポストのあたりはただ平らな雪原。

うーん、やっぱり冬なんだと納得していた6日の早朝、雨の音で目が覚めました。

大寒なのに雨?

ウソでしょう。

明るくなってから新聞の天気予報欄を見ると1日中、雪のマーク。

雪のマークだけどいまは確かに雨が降っている。

凍結している道路がとける。

ちょっと早いけど病院の定例診察に行くことにしました。

ところが野辺地に近づくにつれて雨は雪に変わり、凍結路面もそのまま。

 

六ヶ所村の方が野辺地より暖かいんだと気づきました。

でも帰るよりは進んだ方が早いのでそのまま前進。

病院は混んでいて4時間待ち続け、どうなるんだろうと心配しはじめたころ、ようやく順番が回ってきました。

若い青年医師は「もう12時を回っていますからどんどんいきましょう。いつもの薬でいいですね」「はい」。

 

10秒の診察というか質問だけ。

まあ、お医者さんだってどこかで時間を節約しなければ生きていけないだろうなとなんとなく納得したのでした。

三カ月に一度の診察というその条件をなくしたほうが楽だろうと思うのですが。

せっかく来たのだからとマエダストアで焼きいもを買って帰りました。

茨城産だけど。

ついでに安いワインも。

 

この頃、飛行機の格安切符の案内が入るようになりました。

羽田→那覇が3190円。

心惹かれますが、明日の天気がどう変わるかわからない冬期間は出かけるのがためらわれます。

ヨシオを留守番に残していくのも。

雪が少なく気温の高いこの冬。

 

生活は例年に比べてずっと楽ですが、予定はすべてお天気次第。

暮らしにくい雪の季節ですが、だからこそこんなに豊かな自然が残っているのだと思うのです。

とはいうものの雪解けの春がまちどおしいこのごろです。

台所に置いた鉢にパセリと水仙を植えておいたのですが今朝、花が咲いていました。

 

 

 

| - | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

遅ればせながら

遅くなってしまいましたが、今年もたくさんの年賀状をありがとうございました。

悪筆なので自分では出さず、全国からいただく年賀状を眺めて楽しんでいます。

すみません。

今年は穏やかに冬が過ぎそうですが、時には「西北西の風、最大瞬間風速26メートル」などという日も。

 

高浜原発のクレーンが20日、暴風で倒れたとのこと。

秒速15メートルの風で。

六ヶ所村では少し風が強いというくらい。

どうしてそうなったか疑問だったのですが、メールニュースで疑問氷解。

普通、強風の日はあらかじめクレーンを倒しておき、作業はしないのに、その日は風向きも考慮せずに建ててお手たのだとか。

原子力だけではなく、こんなところにも現場に不慣れな人が入っているのでしょうか。

 

排水管はずっと凍ったままでしたが、21日の午後から流れるようになりました。

喜んで流しを洗い何も考えず水を流していたのですが、今朝はまた凍って流れなくなっていました。

雪が少なく天候は穏やかなのですが、例年と違う気候で、いつもとは違う暮らしの不具合が出てきています。

 

天気予報では快晴なので日は青森市民図書館に行くつもりでした。

ところが朝から雪が降り続け、やむ様子もないのです。

24時間の予報もやっぱり快晴。

雪が降り続ける空と天気予報をみくらべること1時間。

 

出かけようとしてためらい、やっぱり今日はやめようと決めました。

明日は最低気温が0℃だから、路面状態はいいはず。

雪かきをしようと外に出ると思ったより暖かいし、そんなに積もっていない。

もう10時半過ぎだけど、よし、行くぞ。

 

国道に出ると雪はなく、乾いた路面もあるほど。

迷っていた時間の方が疲れたかもしれないと苦笑しました。

図書館では駐車場のエレベーターから、若い親子と一緒になりました。

30代はじめぐらいのお父さんと3歳ぐらいの女の子、一つ年上ぐらい男の子。

 

「エレベータはどうしてあがるの?」と女の子がきくと「引っ張っているからだよ」とお父さん。

駐車場のドアをあけて抑えていると「すみません」とお父さんが駆け寄ってきました。

図書館のドアに入ると子どもたちが駆けだそうとするのがわかりました。

片側はガラス張りで入口まではかなり遠いのです。

 

ところが「走るな、急ぐな、ゆっくり歩け」とお父さんが大声で唱えるのがきこえて、思わずにっこりしました。

そうは言ってもほぼ同時に入口に着いたのですが。

いいお父さんだな。

私の息子も同じような時間を過ごしているのかもしれない。

 

トランプ氏の当選から全米規模に広がった反トランプのデモを信じかねる思いで見ています。

米国第一主義の経済政策はともかく、メキシコとの国境に壁を作るなどと本気で言い出すとは。

トランプ氏に賛成という意味ではなく、民主的な選挙のはずなのに、それでもノーという意思表示をする国民性と、決まったものは嫌でも受け入れてしまう自分自身の意識の違いとに。

 

少しずつ少しずつ違和感のあるものを受け入れ、やがては「美しい国、日本」というその考えさえ受け入れてしまうのかもしれない。

時を逃さず、できるところで声を上げ続ける。

それを忘れないようにしたいと思うのです。

 

大きくなったヨシオはやはりお客様大好き猫。

誰の膝にでも飛び乗り、爪をたててよじ登っていくので、時には払いのけられることも。

なにしろ左右の眼の色は違うし、足は曲がっているし、およそ優雅さとは縁のない猫なのです。

が、灰色がかった毛並みはもしかしたらハンターとしては向いているのかもしれないと最近、思うようになりました。

影のように、薄暗がりの中では目立たないし。

 

ネズミの内臓も死骸も一度しか見ていないのですが、生きているネズミも出なくなったからです。

このままネズミの出ない日が続きますように。

明日からまた寒波襲来の予報。

 

 

 

 

 

 

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