雪の中に閉じ込められていましたが

台所の窓からみているといつまでも変わらない雪の原、温かくなってきているのに雪が解けない白い世界。

でも家から出て野辺地へ行く途中から雪解けが始まり、地肌がみえて、どんどん春らしくなってきます。

陽気に誘われて、春の花をさがしてしまうほど。

雪に埋もれていた里にも若いイギリスの青年が来て、春の仕事が始まりました。

 

まずは車検間近の軽トラックを道路に出すことが急務。

納屋から一輪車をひっぱり出して北側に積もっていた雪をどかそうとしていたのですが、数回運んだだけでへとへとになり、手をつけかねていました。

昨日の午後その続きをお願いしたら、パワフルに雪切りが進んで、すぐに先が見えてきました。

 

今日の午前中には車検に出せる。すぐ修理工場にお願いしよう。

若い力に感動しています。

つい敬遠してしまうパソコンの世界にも詳しそう。

学習しなければと思うものの、本音はできるだけパソコンから離れていたいし、この冬読んだ本はまた別の世界なのです。

 

「ルポ 思想としての朝鮮籍 中村一成」「日本型ヘイトスピーチとは何か 社会を破壊するレイシズムの登場 梁英聖」「原発に抗らう プロメテウスの罠で問うたこと 本田雅和」「テレビと原発報道の60年 七沢潔」「東海村臨界事故への道 七沢潔」「見捨てられた初期被ばく」。

あまりにも深刻になって読み進められない時は軽いミステリなども合間に挟むのですが、考え、知っておくべきことが多すぎて、お手上げ寸前。

 

放射能汚染とこの先の未来なんて、この頭脳じゃ無理だよなあ。

そう思いながら、いやいや努力は続けなければと自分に言い聞かせているところです。

ハウスのビニールかけ、種まきの段取りなどは楽しい労働の部類。

すぐに飽きてしまうのが難点ではあるけれど。

 

ヨシオは何度かお客様に甘えようとして叱られ、この頃はひかえめになりました。

誘われても横目で眺めながら動かない。

昨日は内側のガラス戸が閉まったままなのに、出窓に飛び乗ろうと体当たりしてひっくり返っていました。

ガス台で調理していたわたしはその音に驚いて振り返り、ガラス戸をあけましたが、あとのまつり。

イギリス青年に笑われ、プライドが傷ついたヨシオはむっつりと引きこもってしまいました。

 

次の冬に使う薪作りも始めなくては。

パソコンに詳しい青年はチェーン・ソーも使えるだろうか。

そうだ、英語も待ったなしで覚えなくては。

イギリスのベジタリアンって、何をどう料理して食べるのだろう。

気忙しい毎日がまたはじまりました。

 

と言いながらも、「午後3時から翌日の午前5時までは休みます」としっかり自分の時間を確保しています。

 

 

 

 

| - | 03:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

新潟は寒かった……

ご無沙汰して申し訳ありません。

3月8日に新潟市三条へ行ってきました。

真宗大谷派坊守会で六ヶ所村の現状を報告するため。

 

3月5日に「3.11青森集会」があることをうっかり見落としていて、数日前に中道さんからの電話でわかりました。

新潟の資料作りの最中にパソコンがダウンし、青森市のケーズデンキに行きましたが、新しいパソコンがすぐ使えるはずもなく、青森市の集会には開会直前の滑り込み。

翌日、ありあわせの新聞切り抜きやら使えそうな資料を集め、心細い思いをしながら家を出たのでした。

 

いつも泊まる松戸の息子宅についたのは6日の夕方。

5日が誕生日なので帰宅した息子に、おめでとう、30才になったんだっけと話しかけると「33才だよ」。

うっ。もうそんなになったのか。

じゃあ、長男は○○才、長女は○○才になるのかな。

まさか自分の年は忘れていないよね。自信がなくなって確認してしまいました。

 

上越新幹線に乗るのははじめてで、ワクワクどきどき。

が、この列車に乗っていて目的地に着くのかなという不安も少し。

新潟は青森より南だから暖かいはずと思い込んでいたので、車窓から雪をみてぎょっとしました。

あとで伺うと3月7日から寒さが厳しくなったそうで、みぞれ交じりの吹雪になっていました。

 

久しぶりに小木曽茂子さんともお会いできたし、ふだんは寝ている時間帯の夜も、皆さんと楽しく話しながら、フルコースのイタリアンを頂くことができました。夕方から寝しまう毎日なので、お料理が多すぎて半分も食べられず、申し訳なかったのですが。

翌朝、大宮駅で東北新幹線に乗り換えようと歩いていると名前を呼ばれました。きょとんとしてあたりを見回すと昨日お世話をしてくださった女性が見えました。

こんどはどんなミスをしてきたのだろう。じっと見つめていると「今日は東京にきたんですけど時間がまだあるから、ここでお会いできるかと思って」。ああよかった、ミスじゃなかった。

誘われるままお茶を飲み、おしゃべりを楽しんだ思いがけないぜいたくなひとときでした。

 

帰ってきた六ヶ所村はやはり暖かい冬。

1人で三日間過ごしたヨシオは心細かったようで、数時間まとわりついていました。

そんなことだってたまにはある。覚悟しておくんだぞ。

 

 

ご覧になったかもしれませが、青柳行信さんの通信から。3月9日 (木)

涙を浮かべ「米兵たちに突き動かされた…」 小泉純一郎独占インタビュー(前編)

AbemaTIMES 3/8(水) 23:10配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00010019-abema-pol

「郵政民営化よりも原発ゼロの方が簡単だよ」 進次郎氏への思いも…小泉純一郎独占インタビュー(後編)

AbemaTIMES 3/8(水) 23:10配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00010018-abema-pol

 

| - | 10:00 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

ヨシオは強い猫でした。

冬になってから来なかった野良猫がひさしぶりに登場。

ナーオ、ナーオと名乗りをあげながら入ってきてわが家の猫たちをけちらし、コモモが死んだ噛み傷をつけたギャング猫です。

ヨシオはその猫が来たとき玄関先に出ていたので、あわてて「入りなさい」と呼びかけたのですが、ふりむきもせず、野良猫が入っていった縁の下に入っていきます。

 

すぐ喧嘩がはじまるぞ。

ハラハラしながら耳を澄ましていたのにいつまでたっても静かなまま。

1時間後に悠然とヨシオが帰ってきました。

そんなに大柄でもないしまだ1歳にもなっていないのに、どうして?

 

あの野良猫は45才の壮年期のはず。

人相か、気迫か。

優美さには欠けるけど、ヨシオは自分の縄張りを守る、野良猫よりずっと強い猫なのでした。

そんなある晴れた日に出かけて、もうすぐ我が家の車庫に着く直前、日陰のアイスバーンにギャング猫がうずくまっていて、あわてて急ブレーキを踏んでしまいました。

 

もう、危ないじゃない。

車庫に近づくと4〜5匹の猫がいっせいに逃げていくのが見えました。

こんなに野良猫がいたのか。

でも家には一匹も入ってきていない。

 

『強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない』。

といったのはチャンドラーだったか。

片目の見えないヨシオが優しいかどうかはわからないけど、強いのはたしかです。

 

白鳥の北帰行がはじまりました。

例年、そのころは堅雪になって、白い雪原をどこまでも歩いて行けるのですが、今年はいつまでもずぼっと踏み抜けてしまう柔らかい雪ばかり。

凍っていた排水管も解けて、水が流れるようになりました。

春はもうすぐ。

 

玄海原発の説明会が進行中(あと3回=27日・佐賀市、28日・伊万里市、33日・鳥栖市)。

参加・賛同のお願いが流れていました。

お近くの方はぜひ!

 

「同意権すら放棄したのは無責任!再稼働反対」

知事要請行動& 玄海町長に対して再稼働に同意しないように求める要請行動 

賛同団体受付は26日20時を締切としますので、賛同いただける団体は団体と県名を永野までご連絡ください。
nagano0904@ybb.ne.jp

よろしくお願いいたします。 

 

※昨日の玄海町議会傍聴記は下記にアップしました。
https://saga-genkai.jimdo.com/2017/02/24/a/

 

| - | 09:06 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

雪解けを思わせるような暖かさですが・・・

もう春が来たかと思えるような暖かい毎日がつづいています。

が、週末からまた寒波襲来の予報。

大寒波がきた1月のはじめ、冬の間あるく踏み分け道を西風のあたらない家の東側につくりました。

オレンジ色の風呂敷をさいて玄関の傍においてあったポール5本にしばりつけ雪の中にたてて、目印に。

 

早朝にくる新聞屋さんにわかるかなと心配だったのですが、ちゃんと歩いたあとがあって一安心。

通常の道は1メートル以上ものふきだまりになっていたので歩けなかったので、選択の余地はなかったのですが。

その道の下、50cmぐらいにはジュリア、オレガノ、ウルイ、コゴミなどあるので、傷めつけてはいけないと雪が少なくなってからいつもの道を歩くよう、踏み分け道を付け直しました。

 

昨日から踏み分け道をシャベルでもう少し広く、より地面に近く掘って安定して歩けるように改良。

1日1時間ぐらい楽しみながらの筋トレという感じで終わりました。

こんなに楽な冬ははじめてです。

大雪がふったという北陸が同じ日本であるとは信じられないほど。

 

信じられないといえば、文部科学省の改定案もそうです。

 竹島、尖閣諸島、北方領土を「固有の領土」とする。

 「鎖国」を「長崎などで貿易」、「聖徳太子」を「厩戸の王」に変更。

 幼稚園でも国歌や評価。

 

国歌って、君が代のこと?

君が代が、いつ正式に国歌と認められたのだろう。

天皇制を賛美するとしか思えないあの歌詞が、わたしの国歌ではないのはたしか。

いま子育てをしている若い世代は、黙って受け入れてしまうのだろうか。

 

再処理工場正門の向かい側に「県量子科学センター」が建設されています。

大学や原子力関連企業、研究機関が県の委託事業や独自の研究を行う。

高レベル放射性廃棄物の減容化にむけた分離技術や放射性同位元素の医療応用、原子力関連産業の新ビジネス創出などが活動目標。

総事業費約58億円。4月完成予定。

 

ウラン濃縮建屋で複数の穴がみつかったと日本原燃が発表。

腐食が原因。

10日に社員がダクトを点検中に発見し、同日中にアルミテープでふさぐ応急処置をほどこした。

アルミテープで補修って、うちのエントツと同じだ。

 

うちのエントツから出るのは薪ストーブの煙だけど、ウラン濃縮工場ではもちろんもっと危険なものなのでしょう。

本格的な修理はするのだろうか。

東海村の事故を思い出しました。

あのときはガムテープだったけど。

 

目的はお金ただひとつの大企業が、戦争にむけて進む足音が高くなってきました。

対抗する市民グループの考えはひとり一人が多種多様。

いま、できることは?

できることはなんだろう。

 

ヨシオは一時期より体が小さくなってしまいました。

缶詰も食べないし牛乳も飲まないのに、ドライフードを食べる量はごくわずか。

買ってきたアジのフライをちぎってあげても食べない。

ネズミをとっている様子もないし。

 

絵本の『だいちゃんのちびねこ』を思い出してしまいました。

魚が放射能で汚染されているのかな。

こんど町へ行ったらお肉を買ってあげようと決めました。

体は小さくなったけど動きはすばやいので大きな病気ではなさそうです。

 

今日は手紙を1通だす予定。

3キロ先のポストまではどうしても行かなければ。

曇り空の予報なのに雪が降っている外をみながら、車を出すタイミングを見計らっています。

 

 

 

| - | 09:44 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

大寒の季節に雨

暴風と雷、猛吹雪が数日おきにくりかえされています。

それでもまだ日中の気温は高く0℃前後。

暴風で2階の寝室が揺れることも。

揺れているけどこれは風のせいで、地震ではないぞと確認することもありました。

屋根に雪がかぶっていて重いはずなのにこれほど揺れるのははじめて。

 

マグカップに入れておいた水も凍っていて飲めなかったのに、昨日からとけて飲めるようになりました。

排水も流れる。

水が流れるというそのことがこれほどうれしいとは思ってもみませんでした。

牛小舎の一階の窓は屋根から落ちる雪で覆われて、うす暗くなってしまいました。

畑に設置していたコンポストのあたりはただ平らな雪原。

うーん、やっぱり冬なんだと納得していた6日の早朝、雨の音で目が覚めました。

大寒なのに雨?

ウソでしょう。

明るくなってから新聞の天気予報欄を見ると1日中、雪のマーク。

雪のマークだけどいまは確かに雨が降っている。

凍結している道路がとける。

ちょっと早いけど病院の定例診察に行くことにしました。

ところが野辺地に近づくにつれて雨は雪に変わり、凍結路面もそのまま。

 

六ヶ所村の方が野辺地より暖かいんだと気づきました。

でも帰るよりは進んだ方が早いのでそのまま前進。

病院は混んでいて4時間待ち続け、どうなるんだろうと心配しはじめたころ、ようやく順番が回ってきました。

若い青年医師は「もう12時を回っていますからどんどんいきましょう。いつもの薬でいいですね」「はい」。

 

10秒の診察というか質問だけ。

まあ、お医者さんだってどこかで時間を節約しなければ生きていけないだろうなとなんとなく納得したのでした。

三カ月に一度の診察というその条件をなくしたほうが楽だろうと思うのですが。

せっかく来たのだからとマエダストアで焼きいもを買って帰りました。

茨城産だけど。

ついでに安いワインも。

 

この頃、飛行機の格安切符の案内が入るようになりました。

羽田→那覇が3190円。

心惹かれますが、明日の天気がどう変わるかわからない冬期間は出かけるのがためらわれます。

ヨシオを留守番に残していくのも。

雪が少なく気温の高いこの冬。

 

生活は例年に比べてずっと楽ですが、予定はすべてお天気次第。

暮らしにくい雪の季節ですが、だからこそこんなに豊かな自然が残っているのだと思うのです。

とはいうものの雪解けの春がまちどおしいこのごろです。

台所に置いた鉢にパセリと水仙を植えておいたのですが今朝、花が咲いていました。

 

 

 

| - | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

遅ればせながら

遅くなってしまいましたが、今年もたくさんの年賀状をありがとうございました。

悪筆なので自分では出さず、全国からいただく年賀状を眺めて楽しんでいます。

すみません。

今年は穏やかに冬が過ぎそうですが、時には「西北西の風、最大瞬間風速26メートル」などという日も。

 

高浜原発のクレーンが20日、暴風で倒れたとのこと。

秒速15メートルの風で。

六ヶ所村では少し風が強いというくらい。

どうしてそうなったか疑問だったのですが、メールニュースで疑問氷解。

普通、強風の日はあらかじめクレーンを倒しておき、作業はしないのに、その日は風向きも考慮せずに建ててお手たのだとか。

原子力だけではなく、こんなところにも現場に不慣れな人が入っているのでしょうか。

 

排水管はずっと凍ったままでしたが、21日の午後から流れるようになりました。

喜んで流しを洗い何も考えず水を流していたのですが、今朝はまた凍って流れなくなっていました。

雪が少なく天候は穏やかなのですが、例年と違う気候で、いつもとは違う暮らしの不具合が出てきています。

 

天気予報では快晴なので日は青森市民図書館に行くつもりでした。

ところが朝から雪が降り続け、やむ様子もないのです。

24時間の予報もやっぱり快晴。

雪が降り続ける空と天気予報をみくらべること1時間。

 

出かけようとしてためらい、やっぱり今日はやめようと決めました。

明日は最低気温が0℃だから、路面状態はいいはず。

雪かきをしようと外に出ると思ったより暖かいし、そんなに積もっていない。

もう10時半過ぎだけど、よし、行くぞ。

 

国道に出ると雪はなく、乾いた路面もあるほど。

迷っていた時間の方が疲れたかもしれないと苦笑しました。

図書館では駐車場のエレベーターから、若い親子と一緒になりました。

30代はじめぐらいのお父さんと3歳ぐらいの女の子、一つ年上ぐらい男の子。

 

「エレベータはどうしてあがるの?」と女の子がきくと「引っ張っているからだよ」とお父さん。

駐車場のドアをあけて抑えていると「すみません」とお父さんが駆け寄ってきました。

図書館のドアに入ると子どもたちが駆けだそうとするのがわかりました。

片側はガラス張りで入口まではかなり遠いのです。

 

ところが「走るな、急ぐな、ゆっくり歩け」とお父さんが大声で唱えるのがきこえて、思わずにっこりしました。

そうは言ってもほぼ同時に入口に着いたのですが。

いいお父さんだな。

私の息子も同じような時間を過ごしているのかもしれない。

 

トランプ氏の当選から全米規模に広がった反トランプのデモを信じかねる思いで見ています。

米国第一主義の経済政策はともかく、メキシコとの国境に壁を作るなどと本気で言い出すとは。

トランプ氏に賛成という意味ではなく、民主的な選挙のはずなのに、それでもノーという意思表示をする国民性と、決まったものは嫌でも受け入れてしまう自分自身の意識の違いとに。

 

少しずつ少しずつ違和感のあるものを受け入れ、やがては「美しい国、日本」というその考えさえ受け入れてしまうのかもしれない。

時を逃さず、できるところで声を上げ続ける。

それを忘れないようにしたいと思うのです。

 

大きくなったヨシオはやはりお客様大好き猫。

誰の膝にでも飛び乗り、爪をたててよじ登っていくので、時には払いのけられることも。

なにしろ左右の眼の色は違うし、足は曲がっているし、およそ優雅さとは縁のない猫なのです。

が、灰色がかった毛並みはもしかしたらハンターとしては向いているのかもしれないと最近、思うようになりました。

影のように、薄暗がりの中では目立たないし。

 

ネズミの内臓も死骸も一度しか見ていないのですが、生きているネズミも出なくなったからです。

このままネズミの出ない日が続きますように。

明日からまた寒波襲来の予報。

 

 

 

 

 

 

| - | 09:36 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

吹雪の中で難題山積

昨日は水道が凍ってしまいました。

真冬にはたまにそんなこともあるのですが、今回は暖かいと思って油断していたので慌てました。

朝、台所を暖めてから水道の元栓をひらいたのですが、水が出ない。

最高気温はマイナス4℃。

 

残りの水は200ccぐらい。

ご飯を炊くにも足りないなー。

お隣に水をもらいに行くという手はあるかも。

カーテンを少し開けてみると外は猛吹雪。

 

そしてカーテンレールが落ちてきました。

もともとカーテンなどつける設計ではないので無理やりビスをつけたのに、そのビスの穴が緩んでしまったようです。

裏口の扉の引き戸のレールが外れて開け閉めがしにくくなった。

極めつけは排水管が凍って台所の排水ができなくなったこと。

 

厳しい冬とはいえ、1日のうちにこんなに難問が積みあがったのははじめてです。

どうする?

とはいうものの対処できるのは自分だけ。

ええと、水は車の中にいつも持ちあるいているものが1リットルぐらいある。

 

じゃあ、まず雪かきをして車に行き、飲み水を確保しよう。

スノーダンプを持って外に出ると積雪は少なくて、ほとんど雪かきの必要がないとわかりました。

新聞やさんの車もかなり蛇行しながらですが入ってきた痕がある。

水をとってきて、次はカーテンレールにとりかかりました。

 

いろいろ試してから少し太めのビスを1本みつけ、止めることができて、カーテンはとりあえずかかりました。

春までこれがもったらもう少し本格的に修復しよう。

薪をどんどん燃やして室内を暖め、午後もう一度、元栓を開いてみました。

水が出てくるまで少し時間はかかりましたが、こちらも開通。

 

タンクに予備の水を入れて、本当にホッとしました。

多少の不自由はあってもこれで春まで生きていける。

読む本はあるし、食べ物も豊富。

排水はまだ凍ったまま。

台所の出入り口のレールもそのまま。

 

これ以上増やせないほど湯たんぽを抱えて寝ているのに朝、寒さで目が覚めました。

布団の中でくしゃみ、鼻水がたてつづけに。

湯たんぽじゃ足りないらしい。

じゃあ電気毛布かな。

 

母の使っていたものが押し入れに入っているはず。

ちらっと考えましたがすぐに却下。

かわりに厚手の毛布をもう一枚足すことにしました。

重しをされた漬物の気持ちがわかるといえるくらい重い布団をかけて、昨夜はぐっすり眠りました。

 

はじめての冬を過ごすヨシオは、雪が深くなってから外に出ることをためらうようになりました。

まだ猫用出入り口から出られないまま、玄関の戸を開けてもらって出ていたのですが、雪をみてはためらい、屋内に引っ込んでしまいます。

身体は大人になったのに、寒さには弱いらしい。

 

この先1週間は雪の予報。

でも最高気温が氷点下にならない日もあるので、やはり全体としては暖かい冬なのでしょう。

経済産業省前のテントも寒い日が続きそうです。

お気をつけて。

 

 

 

| - | 10:22 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

雪が消えてしまいそうです

冬とは思えないような異常に暖かい毎日が続いています。

雪は降るのですが雨も降るので、積もらないうちに消えてしまう。

とりあえず年末年始は白銀の世界でしたが、その雪も残りわずか。

今朝も台所で蚊がふらふらと飛んでいるのをみつけました。

 

暴風もなく1日に数時間、上から下へまっすぐ降る雪をぼーっと眺めたお正月も過ぎました。

孫たちからの電話とビデオレターも。

スカイプがあるよと息子に伝えたのですが、なぜか数秒しかつながらず、あきらめてビデオレターにしてもらいました。

子どもたちはどんどん大きくなるけれど、それと比例してわたしの物忘れもひどくなっていくようです。

 

おめでたい気はしないけど、ともあれ新年。

ヨシオと二人で年越しそばを食べ、お煮しめを煮て新しい年を迎えました。

1月1日の明け方、ヨシオの鳴き声で目が覚めました。

ミャア、ミャア、ミャーア。

 

まだ眠いのにと寝ぼけ眼でみると午前3時。

野良猫が入るはずもないし、あれはおびえている声ではない。

階下へ行き、エサを与えました。

さびしかったのかなー。

そのまま目がさめて眠れなくなってしまい、空が白み始める前から初日の出もしっかり眺めたのでした。

 

それにしても一人で過ごす時間と空間は貴重だとあらためて思います。

そしてこの広い空間を一人だけで占有できることが、いいか悪いかは別にして、恵まれていると感じました。

 

沖縄の戦後70年と樺太から引き揚げてきた両親の70年。

沖縄と樺太。どちらもその時にはたしかに命の瀬戸際にいたんだ。

そしていまは「核のゴミを抱えた六ヶ所村」という問題がある。

「沖縄をかえせ、沖縄にかえせー」と歌うたびに、選ぶことができたなら、子どもたちはどちらを選ぶのだろうと思うのです。

 

今日は曇り空。

明日からずっと雪の予報。

 

 

 

| - | 10:18 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

冬の雨

雨と雪が数日おきに降っています。

「冷たい雨」と言われますが、冬の青森では雨が降る日は暖かいと感じるのです。

雨が冷たいと感じるのは日本のどのあたりからでしょうか。

12月に雪ではなく雨が降るのは、やはり環境異変。

 

どちらかといえば雨でぬれた路面より、スタッドレスタイヤを新品に替えた今年は舗装道ではなく雪の上を走りたいのですが、気温は無情に上がっていく。

トタン屋根に降るあの音は雨かあられか、夜中に耳をすませて当てようとするのですが、半分ははずれてしまいます。

新聞の天気予報をじっとみつめて遠出ができそうな日をきめるのですが、なんだか賭け事をしているような気分にもなる。

新聞の予報どころか村の広報で予告された暴風雪でさえ、見事に外れてしまうのですから。

 

一昨日は大暴風雪になるという放送があったので、お天気はよかったけれど家に閉じこもっていました。

ところがそのままいい天気が続き、1日が終わりました。

予告が外れましたというお詫びの放送はもちろんなし。

夜中から雨かあられの音がしはじめ、明るくなってから見ると

雪が解けて黒い土がみえていました。

 

太陽は笑顔。

わあ、これはでかけなくちゃ。

この秋から青森市民図書館で借りた本を読んでいるので、好天の日は逃したくないのです。

図書館の本は無限にある(ようにみえる)。

読み終わった後は返せばいいから、読後にたまっていく本もない。

 

ルンルン気分で出かけたのですが、運転しているうちになんだか変だと気づきました。

ヒーターが効かない。外の気温は2℃。

経年劣化がここにも出たのかな。

14万キロを超えているし、穴があきはじめたし、運転席の近くでときどきピシッと鋭い音がしてギョッとしていたけど。

 

震えながら野辺地まで帰り、修理工場に持っていました。

「1,2,3は効かないけど、4なら温風が出ますよ」

「部品を注文しておきますから、明日きてください」。

明日。

吹雪にならなければいいなと思いながらうなづきました。

 

なにはともあれ、ここまでみすぼらしくなっている車が順調に動くだけでもうれしい。

今日はみぞれ。

シャーベット状の雪は運転しにくいけど、ヒーターは文字通り死活問題。

行くしかないだろうな。

 

猫のヨシオは人間そっくりだということがだんだんわかってきました。

何か要求したいときには前脚をわたしの身体にかけて、じっと目をあわせてきます。

目を合わせてくる猫もはじめてですが、「だめ」というと、あきらめてひきさがるのもなんだかおかしい。

たまにひと言、みゃっとかぎゃっと声をだしたりするのも、猫の発声より人間の言葉をはなしているよう。

 

朝、ストーブに点火するまで蓋の前で待ち、床が暖まるまでわたしの脚に寄り添っている。

家の中ではネズミを捕まえないのに、先日、出窓に大きなネズミの内臓が湯気をたてて残っていました。

頭も尻尾もなかったけれど、あれは確かにネズミ。

「獲ったぞ」と見せびらかしたりはしないらしい。

 

そして、トイレは外に出てするようになりました。

ヨシオと二人の静かな年末がすぎてゆきます。

 

 

 

| - | 09:26 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

雪空と雷と……。

珍しくせっせと出歩いたこの半月間。

福島、松戸、沖縄、青森市。

楽しかったけれどさすがにくたびれて、数日間、のんびりしようと決めました。

とはいうものの雪で動けなくなる時期も近づいている。

 

少しでも運んでおこうと玄関前に黒いコンテナに入れた薪を積みあげていたお昼近く、「日本原燃です」と一人の男性がきました。

「朝来たのですが、いらっしゃらなかったので、もう一度来ました」。

それはご苦労様。でもわたしは今、薪を運ぶのが最優先事項。

「忙しいのですが」といいかけて、足をとめました。

言いたいことがあった。

 

「八甲田や十和田が噴火したら、いまある使用済み燃料や高レベル廃棄物を運び出すってどういうことですか?高レベル廃液はどうするの?」

問いかけるうちにもばかばかしくなりましたが「できるだけ危険なものは置いておかないということで」と答えたきり、持ってきたパンフを開いて説明をはじめました。

東電のエリート社員かあ。

 

気の毒ではあるけど時間の無駄。

1分ほど我慢をしてからそのパンフとカレンダーを受け取り、お帰りいただきました。

まだカレンダーの中身をみていないのですが、多分、芸術的な六ヶ所村の風景写真なのでしょう。

ご希望の方には差し上げます。

 

今年の冬は強風の日が少なくて、しんしんと雪が降っています。

うす暗い雪雲に覆われた空で、雷がしつこくなる日も多くなりました。

最高気温と最低気温の差も大きすぎるようで、丈夫なはずのマリーゴールドも枯死寸前。

雪が積もる前に丸太を割って薪にすることができるか。

 

重要課題ではあったけれど目をつぶって旅行していたのですが、先週、浄法寺から漆職人のKさんが日帰りで来て片付け、チェーン・ソーの刃までといでくださったのでした。

「遠いんですけどね。冬の間になにかあったら電話してください」。

本当に申し訳なくなりました。

 

13日には山本さんが引っ越しました。

残ったものは春にもう一度取りに来ますと言って。

春まで。

ネズミがそのまま残しておいてくれるかは疑問なのだけど。

 

猫のヨシオは大きくなりました。

もうほとんど成猫のようにみえますが、ネズミをとる様子はありません。

廊下に置いてあるカボチャが毎日ネズミにかじられているのに。

もう一匹、ネズミ捕りように必要なのかな。

 

ベトナムが原発撤退。

庶民の感覚で考えればあたりまえです。

「ベースロード電源に安い原発を」という大嘘がこのまま正論として通るのか、日本人の理性が問われているときだと思うのです。

 

 

| - | 10:58 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |

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