
家の中に小鳥が飛び込んできました。
10数年前、Tさんに作っていただいた猫の出入り口。
ガラス窓を少し開いてプラスチック板で大小二つに区切ってあるのですが、数日前、その小さなほうの板が割れてしまいました。プラスチックって10数年しかたもないのか。破片は雪に埋もれてしまい、以来、その隙間はあいたまま。二重窓なので外気は入らない。
ハリーはまだそこが出入り口だとわかっていないようです。
玄関のガラス戸もトイレの板戸も爪でひっかけて自由自在にあけてしまうので(閉めないけど)、猫の出入り口なんて必要ないらしい。
どうしたものかと眺めていたのですが、昨日の午後、ピピ、ピピッと小鳥が飛び込んできました。
眠っていたハリーも飛び起きて、じっとみつめています。
ツバメよりひとまわり大きくて、黒っぽい羽と白いのど。
二重窓の内側を飛び回ること数分。
内側の窓をあけてから外側の窓を開けるしかないけど、室内に入ったらハリーが追いまわすだろうな。どうしようと迷っていたら、ようやく入ってきたところから出て行って静かになったのでした。
北陸の大雪には驚いています。
富山に住む親せきの方々は大丈夫だったろうか。
対照的に六ヶ所村は穏やかな冬。
厳冬の季節なのに、昨日は雨が降っていました。いまはみぞれが降っています。
2月の雨は記憶にないほど。
そういえば屋根の雪が窓の下に落ちてこんなに高くなるというのもはじめてではある。
だからといって凍った雪はまだ解ける様子もないのですが。
穏やかな冬ですが2月8日、「東アジア・ASEAN経済研究センター」(ERIA)がスワニーで、原子力に関する住民理解をテーマにした意見交換会をはじめて開催 したそうです。知らなかった。
2月9日デーリー東北より抜粋 ASEANE各国は現在、経済発展に伴い原発導入を検討する一方、2011年の東京電力福島第1原発事故を受け、住民との合意形成が急務となっている。今回の意見交換会はERIAが各国への政策提言につなげるため、日本エネルギー経済研究所と共に実施した。ERIAや村の関係者、米英やフィンランドで世論形成に影響力を持つオピニオンリーダーら約30人が出席。(桑田友人)
いやー、人間って進歩しない動物なのかな。
何が起きても自分だけはエリートだから安全でいられるって、思っている、んだろうなー。
経験から学ぶのは猫だって知っているのに。
ところで「猫の経験」っていつ終わるのだろう?
ハリーは昨夜から、ストーブから出した灰をおもちゃにし始めました。
朝起きてくると台所の床は灰だらけ。灰で床磨き……ってしないよなー。
どうしようもなくとりあえずエサをあたえ、床を箒ではいていたら、その箒にもじゃれてくる。
ストーブが暖かくなると椅子の下に寝そべってゴロゴロとのどを鳴らしています。
雨音を聞きながら斜め読みした川崎陽子さんからのニュースを転載します。
岩波書店「科学」2月号に掲載された
「放射線被ばく の 知見 を 生かす ために 国際機関依存症 からの 脱却 を―― 小児甲状腺がん多発の例から考える」に
「UNSCEAR2013年福島報告書」や
日本学術会議から出された報告「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題ー現在の科学的知見を福島で生かすために」
の内容、および福島県の県民健康調査のあり方に、いかに問題があるかを書きました。
記事へのリンクはこちらです。
放射線被ばく の 知見 を 生かす ために 国際機関依存症 からの 脱却 を ―― 小児甲状腺がん多発の例から考える
https://drive.google.com/file/d/1HI9dNehq1J3pqIN2501Ac5tadn1raYiq/view
引用文献の一部は以下です。
福島原発事故に関する「UNSCEAR2013年報告書に対する批判的検証」(キース・ベーヴァーストック)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/Kagaku_201411_Baverstock_r.pdf
誤りが改訂されない文科省 「放射線副読本」の背景(川崎陽子)
https://drive.google.com/file/d/1TZOb9Pp5UvtPRD_6ncu4CiqhDmwL-65v/view
